読書体験を血肉化することについて

9月21日(日)に「本・ことば・デザイン展」へ行ってきた。 Tokyo Midtown Design Hub | 東京ミッドタウン・デザインハブ | 「本・ことば・デザイン」展 本展は著名人10名によるデザインついての書物のタイトル、1文、またそれらがどのような身体の血肉となっ…

「誰が言ったのか」という問題

高校時代、サッカー部でのミーティングで今後どうするかについて3年生だけで話し合いがあった。飲み会の席では意見がたくさんでるのに会議の席ではまったく意見が出ない社会人の今とまったく同じで、その時も「これからどうするか」というミーティングの場で…

意識と無意識の境

最近「新しいことを新たに覚える」ということがたくさんあって、例えば社会人としてのマナーの中にある、名刺交換や・挨拶・電話対応・メールの返し方などたくさんあります。 それはもうぼくらの身体経験上の“新しい”ことになるので、意識するわけですね、「…

社会人的忙しさ

「社会人は忙しいから」 という言葉を疑ってきたぼくが社会人になり、こう思います。「あ、社会人って忙しい」なぜかというとの前に、 なんていうか、本当の意味で“社会”人を理解していなかったなあと思います。前回のエントリで、社会人と学生は表裏の関係…

学生と社会人は反対側の存在じゃない?

4/1に入社式を終えて、晴れて社会人となりました。 まだ社会人3日目が終わったところで、学生と社会人の違いをテーマに書くのは早いかなとも思いましたが、感じることがあったので書いておきます。学生時代、「社会人は忙しい・大変」ということをとにかく言…

自分をオープンにすることについて

2010年の3月16日から新聞奨学生として、2010年の4月1日から大学生として4年間の生活が終わり明日から新社会人として生活します。4年前、新聞奨学生をはじめた当初はその仕事の過酷さと、第一志望でもなく何も充実のない大学生活に絶望していました。 先に新…

卒業と、卒業するぼくらに向けられた言葉について

日付をまたいでしまいましたが3月17日に大学の卒業式が都内で行われました。 海外の有名大学であるような著名人のスピーチなんてのはなく寂しかったので、ネットで見つけた卒業スピーチを集めて、彼らが学生生活を終える僕らに何を伝えたがっているのかを…

「とにかく全力で頑張る」をやめます。

2014年に入ってから年始の数日間は目標についての記事がよく見られました。ぼくは毎年(というより何をやるにも)、特に具体的な目標を設定しないでいるのですが、今年は何か目標を持ちたいなあとぼんやり考えていました。そしてついに(?)タイトルにもあ…

書評:『絵と言葉の一研究』寄藤文平著

先日、Twitterかなにかで気になるタイトルの本があったので買って読んでみました。 それが、寄藤文平さんの『絵と言葉の一研究』です。 http://www.amazon.co.jp/%E7%B5%B5%E3%81%A8%E8%A8%80%E8%91%89%E3%81%AE%E4%B8%80%E7%A0%94%E7%A9%B6-%E3%80%8C%E3%82…

書評:『デザインの骨格』山中俊治著

本日ビブリオバトルで山中俊治さんの『デザインの骨格』を紹介したので、その原稿を公開します。 たいしたことないですしまったくこの通り話したわけではありませんのでそれだけご注意ください。(以外原稿)“ こんにちは。4年生の野崎です。今日紹介する本は…

資格取得に大切なたった一つの方法

大学4年生で、卒業まで残り2ヶ月を切りました。 大学生活の中で取った資格が3つだけあります。それは、普通自動車免許と宅地建物取引主任者(以下宅建)、そしてファイナンシャルプランナー2級(以下FP2級)です。普通自動車免許に関していえば、ほとんど…

2014年、動画はどうなるか、3つの分類と稼ぎ方

2014年はウェブ上での動画コンテンツが伸びるということがいたるところで言及されています。前回の記事(マーケティングのイベントに行ってきました。 - ほぼ日刊の雑記)の中にもあるように東洋経済オンラインの佐々木さんも、今年は動画に取り組むというこ…

マーケティングのイベントに行ってきました。

昨日1月12日にあるマーケティング関係のイベントに参加してきました。 詳細はこちら→【※受付終了※定員140名】超豪華ゲスト4名!お正月だよマーケティング大学!ライフネット生命・出口CEO、すかいらーく・河南順一CEOオフィス広報GD、東洋経済オンラ…

駄文からはじめる

今ぼくはすこし酔っています。文章を書こう書こうと思いつつ何も書けない今の現実を打破するためにも、今興味あることを羅列的に書きなぐろうと思います。特に誰かが読むことも想定しないので退屈なものになるかと思いますが、ぼくの気になることを知りたい…

牛丼屋さんで考えたこと。

最近感じたことをメモ的にえいやっ、と書いてみる。先日、某牛丼チェーン店に行ったときに面白いことに気がついた。ある客と、店員とのやりとりである。客(お店に入る) 店員「いらっしゃいませー」 客(券売機で券を買い、店員にわたす) 店員「○○丼ですねー」…

ビブリオバトルのプレゼン原稿を公開してみる。

10/20の学祭から始まり、先日11/10のビブリオバトルでもぼくの紹介した本がチャンプ本となりました。そこで、プレゼンで使用した原稿を公開したいと思います。ビブリオバトルとは? http://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%83%96%E3%83%AA%E3%82%AA%E3…

東京オリンピックとスピーチ大会と目の前にあること

「感動」って時には人を救いだして、時には人を薄っぺらく感じさせ、感動の「し方や使い方」に嫌に慎重なってしまったりします。最近気づいたのはぼくはほんとに感動しやすいってこと。 箱根駅伝、ラグビー、サッカー、甲子園、(なんだからスポーツばっかり…

「自分なくし」の理論と実践

先日知った「自分なくし」という考え方が面白かったのでまとめてみます。まずはじめに「自分なくし」に触れたのが以下の引用”奥泉 ライプニッツはそういうこと考えてたらしいですけどね。 いとう 「なんでこんなにいろんな『私』がいるんだ」と。 奥泉 複数…

すべてがコミュニケーションのツールになる

昨日、いちのせき(@Ichinoseki)さんがつぶやいた >>今日読んだ本。『心のなかの幸福のバケツ』 友人の紹介で知った本。読書好きな友人たちの中で、20歳になる教え子に人生を変える(かもしれない)20冊をプレゼントしたい、何かオススメはありますか?という…

自由について少しだけ考えさせられた話

8/30にダイアログ・イン・ザ・ダークにいってきました。ダイアログ・イン・ザ・ダークとは、 ダイアログ・イン・ザ・ダーク>>暗闇の中の対話。 鳥のさえずり、遠くのせせらぎ、土の匂い、森の体温。水の質感。 足元の葉と葉のこすれる枯れた音、その葉を踏み…

大学の図書館で本の購入依頼をしてみた。

今日は大学に行く用事があったので、ついでに図書館に寄ってきました。まず、ずいぶん前に借りた本の返却を済ませます。 ノザキ「本の返却にきました」職員(受け取って機械に通す) 「これ、、返却期限が去年の10月ですね。1ヶ月間本の貸し出しができません…

8.17 大学で音楽フェスを開催しました。

先日8月17日にフリーペーパーのメンバーで帝京大学八王子キャンパス 981教室で音楽フェスを行いました。981教室と聞いてわかるとおり、教室です。しかも981というのは9号館の8階。とても大変でした。 (これが981教室。前方から舞台、フリースペース、固…

手段の目的化ってダメなの?

お久しぶりです。7月は大学講演企画、8月は音楽フェス企画で動いています。 それらのこともまた記事にしたいので、気長に待ってもらえるとうれしいです。さて、学生は夏休みという長期休暇に入っていると思いますが、大学生の長期休暇ってほんとにいろんなこ…

自分が「つまらない人間だ」と思われることへの恐怖

最近印象に残ったこととして、「燃え殻」さんという方のツイートで以下のものがありました。”最近、一番好感が持てた学生は「緊張してうまくしゃべれないと思ったのでメモ書いてきました」といって質問を棒読みでいう学生でした。これなんか告白の時にされた…

大人が言う「好きなだけじゃできない」について

タイトルにもあるように、大人はよく、「好きなだけじゃできない(続かない)」ということを言います。特に、 服が好きだからショップ店員になりたい、ファッション業界で働きたい!本が好きだから本屋さんや出版社で働きたい!小説家になりたい!鉄道が好きだ…

やる気は自分の内側でコントロールできる

誰かに対して、そんなことでやる気なくすなよ〜。って思ったりすることってありますよね。ぼくらが相手にそう思うことがあるってことは、相手もぼくらにそう思うことがあるってことです。 で、やる気ってどこに・なにに依存しているのかを考えてみました。モ…

継続と変化を同時実現すること

最近成長と変化についての記事をいくつか読んだので、そこに自分の考えもプラスして書いていきます。はじめに目を通して感心したのがこの記事 2013-04-03 ちきりんさんのエントリーです。この中でちきりんさんは、成長したければ変化しよう!ということをあ…

リスタート、または再出発

ブログを再開しようと思います。 と、いうか"再"出発ではなくようやく出発なのかなと思う。今まで、3年間大学生と新聞奨学生を続けてきて、それを(一応)武器に就職活動をしてきてるのだけれど、「なにかを発信したいのね」という言葉を言われ、「たしかに…

理想と現実のピントを合わせなおすことの恐怖

就職活動が始まってから、ずっと考え続けていることがある。あるいはそれは、もっとずっとずっと前から頭の片隅にひっそりと存在しこちらを眺めていたのかもしれない。ぼくはその視線を感じながらも目を合わせないようにと最新の注意を払うことで、これまで…

文章について

あけましておめでとうございます。 今年、2013年になり27分が過ぎました。はたしてこのブログを書き上げるのに何分かかるのか、いささか不安ではありますが、書き始めてしまったからにはなんとか書き上げられることに期待していきたいと思ってます。 思えば…