継続と変化を同時実現すること

最近成長と変化についての記事をいくつか読んだので、そこに自分の考えもプラスして書いていきます。

はじめに目を通して感心したのがこの記事
2013-04-03
ちきりんさんのエントリーです。この中でちきりんさんは、成長したければ変化しよう!ということをある本を参考に書いています。

努力する。・成長するということのために多くの人は「がんばろう」や「がんばれ」という言葉を多用しますが、この言葉がぼくは苦手でした。
就職活動やアルバイト、勉強についてもことあるごとに人から人へ「がんばれ」や「がんばろう」挙句の果てには「がんばればなんとかなる」とさえいいます。

はっきりいって、がんばってもなんとかなりません。
なにかをするときに「がんばる」ことは必要条件なので、結果的に「がんばれ」というアドバイスや、「がんばればなんとかなる」という言葉が人から人へ向けられるようになります。

しかし、この記事を読んで確信したのは、「がんばる」において必要なことは「変化」することだ、ということです。
もっとつっこむと、「継続しながら変化する」ことです。

この逆説的な、「継続しながら変化する」とはどういうことか。

例えば、バスケのシュートの練習を思い浮かべてみてください。シュートが上手くなるには、継続した練習が必要です。それをわかっているスポーツ選手などは、毎日欠かさず練習を行います。しかし、変化がないと成長とはいえません。昨日の成功率が50%なら、今日は51%、明日は52%、のように、変化することが成長です。

また、方法についても、ゴールの真正面からの練習だけでは試合の状況を網羅する練習にはなりません。そのとき、試合中に真正面からのシュートチャンスを多く得るために練習するのか、違う角度からでも入るように練習するのか、どちちらにせよ変化が必要になります。

これはプレゼンテーションや仕事においても同じことがいえると思います。


ぼくの場合、これまで細かく変化することを避けて、長い期間同じ状況を続けてから大きな変化を起こすことが多かった気がします。特に、卒業と同時に環境を変える方法をとってきました。でも、現代では自分の意思さえあれば、小さな変化から大きな変化まで自身の力で生み出すことができます。

大学のゼミの教授である堀内先生は、「同じレベルの失敗を絶対にしない」という表現をしていました。これも、変化が成長という捉え方ができます。

ライフネット生命社長の出口さんは、「世界経営計画のサブシステム」として、個人が自身の変えたいと思うことをよりよく変化させることが最大のテーマとして語っています。


このように変化をもたらすことが成長だと認識しましょう。
「成長したければ変われ、昨日の自分と何か変えろ」



※この記事は19歳の頃の自分に向けて書いてあります