人に好かれるために発信すべき3つのこと

ライフネット生命副社長の岩瀬大輔さんの講演会へ参加させていただきました。

さわやかに入ってきた岩瀬さんが20時から、21時30分まで、質問などを交えながら話しているのをみて、聞いて、印象に残ったことをまとめておきます。

僕はあまり先輩に好かれるという経験がなく、長く付き合っている先輩もいません。
岩瀬さんは自分で言うほど人(年上)に好かれるということでそこらへんのコツをいくつか聞きました。


1.敬意を発信する

1つ目は相手への敬意を発信することです。
たとえいやな相手や、苦手な人、あまり良い部分がないって先輩も中にはいます。
そんな相手でもどこかリスペクトできる部分を見つけて敬意を払うことが大事。
そして勝手に敬意を払うだけじゃなく、それを相手に伝えること。
特に、相手をほめる。
媚を売るわけじゃなく、「今の行動、発言がリスペクトできる」って思ったら素直にそれを伝えることが大切。

2.感動を発信する

例えば自分の会社の社長が全員に向けてメールを送信したときや、スピーチをしたときなどにきちんと感想を一言言うこと。
年上の人は意外と若い人がどう思ったか、どう感じたかを気にしている。
だから一言、「あれはよかったですね」「あそこ、おもしろかったです」と、フィードバックをしてみる。


3.感謝を発信する

お世話になった人へは感謝の気持ちを忘れないこと。
特に最近の若い人は、アドバイスを求めてきた後、その後のことをほとんど報告しに来ない。
岩瀬さんはライフネットが上場したとき、お世話になった人へ1人1分間ほど電話でお礼をしたそうです。相手もこちらが忙しいことをわかってくれるので、長くはならない。1分なんてすぐ、誰でもできること。
このように、「あのときお世話になったから今がある」という感謝の気持ちをきちんと報告すること。



このように、3つに共通して大切なことは

思っているだけじゃなく伝えること

思ったらすぐ伝えること

の2つですかね。

何度も繰り返し言っていたことは、こうしたことは誰でもできることだということです。
本を読んで感動したから後からはがきを出してみる。
話を聞いて参考になったから感想をメールで送ってみる。など。

こうしただれでもできること。でもみんな意外とやらないことで差が出るんじゃないか。というお話でした。


これは勉強でもそういえて、
1割の人しか解けないような難問よりも、みんなが解けるか解けないか微妙な問題、中の上ぐらいの問題が解けるかどうかで差が出る。
能力よりも着眼点と行動力こそ、差がでるポイントなんじゃないかと思いました。


岩瀬さんのすごいなと思ったことがもう2つあります。

語り口にいやみが感じられないことと、キレイごとをいっている感じがないということです。岩瀬さんといえば、東大卒でハーバードのビジネススクールMBAを取得しており、おまけに司法試験にも合格しています。そのお話も講演会の中で何度かでてきたのですが、まったく言葉にいやみを感じませんでした。この人は現実を見て、自分の軸・当たり前をしっかり行動にのせているということを感じたのです。あとは話が上手い。話が上手いってのは人をひきつける重要な要素だと思いました(自分でも話すのが得意だってはっきりいってましたしね笑)。

魅力的なひとで、話もおもしろく、なによりかっこよかった!!
自分にとってのロールモデルになりそうな人との出会いに感謝したいです。